さっそく...？

私とP' がmsnでおしゃべりするのは基本は夜中。だいたい11時くらいから始まって、1時前くらいに終わります。でもP' は自営業のお家で、仕事しながらmsn使っているので、私が昼間に時間があれば、昼間も喋っています。そこらへんはお許しが出てるみたいです。ってか、仕事しながらTV見てるんだからP' の職場はユルユルなのかもしれません。まぁ息子さんだからってこともあるのでしょうが...。
今日は私が夕方にログインしたらまだお仕事中でした。そしてそのままズルズルとくだらない話を続け、私が『そろそろお仕事終わるだろうから、P' が自室に戻って、webcamを使って音声チャットが始められるかな～♪（それまでは一応お仕事中なので普通のチャットのみ使用）』なんて思った矢先。P' は突然こんなことを打って来た。

「困困困困困困困」

（あ、別段困ってるわけじゃないんです。P' と私のコミュニケーションツールは中国語。困は「ねむい」って意味です。）

うっそ、今日からブログの記事書こうと思ってたのに～!!
あ～もぅ良いよ、寝なよ、明日も仕事でしょ...。

ってことで今日は書くネタが寝てしまったので、P' と出会ったときのことでもダラダラと書こうと思います。

P' に出会ったときのこと。正直な話...私はP' の第一印象を良く覚えていません。
というのには、複雑そうで単純な理由があるからです。

私は今大学で中国語を専攻していて、大学3年生の1年を中国に留学しています。
中国の大学と私の日本の大学は姉妹校ではあるのですが、私が留学に来るほんの数ヶ月前に提携を結んだばかりの新米姉妹校。大学側も中国側大学の留学生受け入れ制度その他を殆ど把握していない状態での留学決行でした。私も『中国行けるんだ！』などと喜んで、ポン、とこちらの生活に飛び込んでしまったものの、中国語は聞き取れない、食堂の位置がわからない、授業開始予定もわからない、しかも銀行の位置もわからないからお金がない...そんな状態でした。
そのときはたまたま近くにいた留学生に助けてもらえましたが、それからはしばらくは不慣れな場所に不安を感じて、DVDとインターネットを利用した引篭もり生活を続けていました。
そんなときに『そんなにDVD好きなの？日本のDVDあるけど良かったら見る？』と声をかけてくれたのが1階下の住人だったP' 。

そういうわけで。

私が始めてP' に会ったとき、私の神経は全て彼の持っていた『のだめカンタービレ』に奪われていたので、あのときのP' は全く覚えていません。

元々ものすごく面倒見の良い性格だったP' 。他のタイ人さんたちからはパパって呼ばれてました。（笑）そしてあの出会いから1週間後には私はP' の子供の一人になり、最終的には本物のノダメになっていました。
ご飯作ってくれたP' 。買い物で値段交渉を手伝ってくれたP' 。自分が旅行に行っている間に『今日は何したんだ？ちゃんと薬飲んだのか？』とわざわざメールよこしてきたP' 。私の部屋の汚さにキレて、掃除しろと叫びながら自らモップを持って乗り込んできたP' 。初めてP' なしで旅行に行ったときにひたすら『大丈夫か、今何してるんだ？』とメールしてきたP' ...。

まさにイッツノダメワールド。（笑）
未だに服務員さんたちからは『あんたのお父さん元気にしてるの？』と言われます。
（もうお父さんじゃないけどね。でも服務員さんたちは知らないから。）

まぁ、そんなわけで。
私にとってP' との出会い＝ノダメ。それが私に言わせれば二人の出会いの全てです。（笑）